飲食店で食事をして、嘔吐や下痢などをお越した場合、やはり食中毒を疑いますよね。
例えば焼肉屋さんや焼き鳥屋さんで食事した場合、加熱不足で食中毒をおこすことは十分に考えられます。
怖いのは鶏肉で、ほとんどの鶏がカンピロバクターという食中毒をおこす菌を保菌している。
「うちは新鮮な鶏なので、刺身でもタタキでも大丈夫!」こんな店、本当に危ない。
お客様にお肉を提供して、それを焼いて食べてもらうような形態、焼肉屋さんほとんどそうですね。これって、もしお客様が、十分に焼かずに食べたとして、それで食中毒が出た場合、誰が悪い?
これ、お店が悪いんですよね。
そう考えると、ほとんどの鶏が保菌しているというカンピロバクターのリスクがありながら、お客様に鶏肉を自分で焼いて食べていただくというのはかなりのリスク。
それなのに、世の中には鶏肉を出す焼肉屋さんや、自分で焼く焼き鳥屋さんがたくさんありますね。
焼き鳥屋さんの突き出しに鶏のタタキが出ることも。怖い、怖い。
とにかく、食中毒かもと思ったら、まずは何を食べたか思い出すことですね。そして病院にかかることです。もしそこで食中毒とわかれば、保健所に連絡が行って調査が始まります。
正直、相当な、入院を必要とするような症状が出ない限りは、飲食店を疑うのはどうかと思う。昔は「食あたり」だったのが、いまでは「食中毒」となって責任問題を問うことに。
疑われて、原因が飲食店になかったとしても、名誉毀損で訴えることもできず、ただただ疲弊するのは飲食店の側ですね。
とにかく、飲食店は大小問わず、食中毒を出してしまったときのために保険に入ることですね。それだけど一つ心配が減るのですから。