視力矯正に興味を持っている人ならご存知かもしれませんが、「オルソケラトロジー」を利用しようと眼科に検査に行ったお話です。
結論から言うと、残念ながらレーシック手術を受けて、視力が下がった人は、オルソケラトロジーを利用できない場合があります。
オルソケラトロジーは寝ている間に特殊なハードコンタクトレンズを装着し、角膜の形を一定時間、変形させて、視力を良くするというものです。
私は、15年ほど前に、両目とも0.1以下だった視力を、レーシック手術で1.5に回復することに成功したのですが、最近、片方の目だけ近視が進んで見えにくくなってきたので、オルソケラトロジーを利用しようと眼科へ行きました。
一通り検査をしていただき、最後に眼科の先生の診察だったのですが、眼球を検査したところ、レーシック手術の影響で、角膜が平らになっているため、眼球のカーブにフィットするレンズが無いとのこと。レーシックはレーザーで角膜のカーブを変える手術なんですね。
一番平らなレンズで試してみることもできるが、それならワンデータイプのコンタクトレンズのほうが良いのではないかと勧められました。
ちなみに、診察を受けた眼科で、レーシック手術を受けた人でオルソケラトロジーを利用したいと言ってきた人は私が初めてだったそうです。
眼科も商売ですので、そのままオルソケラトロジーを勧めることもできたと思うのですが、このまま勧めるのは心が痛むので、やめておいたほうがいいよと言われました。
ちなみに、オルソケラトロジーを利用するなら保険適用外なので40.000円弱の料金がかかるところでしたが、コンタクトレンズの診察になったので、1.000円ほどの診察料ですみました。
大変残念ではありますが、レーシック手術を受けた人は、オルソケラトロジーを利用できない場合があるので、ご注意を。
そしてここからは余談なのですが、片方は近眼が進み、片方はレーシック手術での視力を維持しているものの近く(手元)が見づらい、いわゆる老眼で、なんともバランスの悪い目だなと思っていたのですが、なんと、近視のおかげでギリ手元がそこそこ見れていたらしい。
その証拠に、近眼の方の目に、コンタクトレンズを装着すると、スマホがみにくい・・・手元が見にくい・・・4
まだ40半ばなんですが、目はすっかり年をとってしまっていたようです。
いまは遠近両用のコンタクトレンズもあるようなので、またそちらのお世話になる日も近いのかも。