飲食店経営のメモ

飲食店で起こることをメモ書き

飲食店のキャンセルについて

ホテルなどは契約という形で予約を取っているので、契約約款の中にキャンセル料金のことが、しっかりと明記されているが、飲食店の場合、仮にキャンセル料金を設定したところで口約束でしかないため、キャンセルが出たとしても、そのキャンセル料金を取ることは難しい。

ただ、ひとつ思うのは、約束を守るのは普通のことで当たり前のことなのではないでしょうか?

ここは日本で、子供の頃から約束は守りましょうと教育を受けてきて、たかだか数千円程度のキャンセル料金を踏み倒して気分が良いものでしょうか。

議論としては、支払わなければいけないのでしょうか?と言われたら、支払うべきではあるが、法的には支払う義務は無いです。

なので、支払いたくなければ支払わなければいいし、お店に迷惑をかけた迷惑料として支払う気持ちがあれば支払うべき。

ちなみに、小規模な予約で埋まるようなお店ほど予約のキャンセルは痛い。ほかの予約を断ってまで席を確保して、あげくキャンセルは厳しい。しかも、それが貸切となればなおのこと。

そうはいっても、座席数20席程度の、我が店でも、12月のかきいれ時にもかかわらず、すでに3件の貸切予約がキャンセル。丁寧にキャンセル料金のことは説明しているのですが、いまのところ3件ともキャンセル料金はお支払いいただいておりません。

モラルや価値観の問題かもしれないですね。