年末の恐怖の保健所の検査から思ったこと。それは「保健所は敵ではなく、アドバイザー」であるということ。
もちろん、ずさんな衛生管理で食中毒などを出してしまうようないい加減なお店であれば、営業停止などの行政処置をうけて保健所を恨むかもしれないですけど、真っ当なお店であれば、保健所は親身になってアドバイスをくれます。
年末のかきいれ時と、ノロウィルスの流行る時期は一致します。お客様にご迷惑をかけないようにすると同時に、自己防衛も大切だとわかった今回の騒動から、今後も衛生管理には気をつけたいと思います。
年が明けて1月9日金曜日、再度、保健所の職員の方が来てくださいました。検便や店内の拭き取り調査の結果を持ってきてくださいました。
拭き取り調査では「シンク蛇口」「台下冷蔵庫取っ手」「まな板」「包丁取っ手」「調理台」「冷蔵庫取っ手」「手洗器蛇口」「業務者の手指」といった項目で赤痢菌、サルモネラ、0-157、黄色ブドウ球菌、ビブリオ、エロモナス、エルシニア、カンピロバクター、ウェルシュ、セレウス、こんなにたくさんの細菌検査をしてくれました。
検便でも同様の菌の検査を。万一、ここで僕から菌が検出されたら、僕がうつしたのではなくて、僕がうつされていたとしても、ボクのお店のせいで食中毒が出てしまったということで営業停止などの行政処置が取られていたそうです。
保健所の方も言っていました。自己防衛してください。常に菌を持っていると思って、うつさないように調理してくださいと。
保健所の方からのアドバイス通り、清掃、手洗いを徹底し、お客様にご迷惑をお掛けすることなく営業が続けられるといいですね。