万が一、お客様に怪我をさせてしまったり、食中毒などで補償しなくてはいけない場合、保険に入っていなければ、それだけで破綻してしまうかもしれないような高額の支払いが請求されるケースが。
10人規模の食中毒でも、なかには数百万円の補償が必要になったりとかも。(妊婦さんが食中毒が原因で流産されたとか)
そういったリスクに備えて、保険には入っておくべき。
各都道府県にある食品衛生協会の会員しか加入できないのですが、共済保険があります。共済なので掛金が低くて助かります。
一番低い飲食店の掛金が売上金が3000万以下で年間9600円とのこと。正直、もっと売上の少ない飲食店はたくさんあるので、掛金も幅を持たせてくれると助かる。
ただ、10年で10万円程度の掛金で、万一のとき補償してくれるのであれば安いにも程がある気はするけど。
京都市に限れば、平成25年度で食中毒発生件数はサルモネラ1件、ウェルシュ菌1件、ノロウィルス2件と発生件数は少ない。これだけ飲食店がたくさんある中で、これだけ?と思うほどに少ないが、それでもいつ自分の店で起こるかわからない以上は備えるしかない。だから掛金が安いのかとも少し思うけど。
飲食店を経営するなら、お客様に迷惑がかからないように保険には絶対に入ったほうがいい。