中学、高校と私立の学校に通わせてもらっていたおかげで、お金持ちの友人が多い。だいたい経営者の２世が多かったので、今くらいになると家業を継いで、みなお金持ちになり始めている時期なんですね。
まあ、お金持ちの苦労は見聞きしているので、そんな苦労はちょっと無理な自分は、友人たちが羨ましくもあり、気の毒でもある。
そんな友人の一人が「ラーメン屋くらいなら俺でも出来そう」言い放っちまった。話を聞くと、多くのラーメン屋は美味しくても潰れるところが多く、マーケティングが下手くそだと。ふむふむ、詳しく聞いてみようか。
まず、大前提として、美味しいラーメンが作れるという自信はどこから来るのか聞いてみると、昔と違っていまはラーメンのレシピもネットで公開していると。た、たしかに・・・
醤油ラーメンのスープ（だし・タレ）の作り方・レシピ｜有名店のラーメンレシピ
友人曰く「ラーメンが美味しければ売れると思っている店が潰れる。そこそこ美味しければ、あとは売り方次第でどうにでもなる」
ここまでは良かった。だが、続けて話す友人の話は、誰でもが思いつくような在り来りな戦略でした。ラーメン特集にお金を出して広告を出す、来店客に口コミサイトに投稿してもらえるようにサービスをする、知り合いを総動員して口コミサイトに投稿する（これステマ・・・）など。みんなやってそう。
ただ、この友人、ものすごく気さくで話しやすく、人脈も広く、人付き合いが良いので、言っているような戦略はうまくいかないかもしれないが、お客様と仲良くなって、常連客の心をつかみ、１店舗くらいなら流行らしてしまいそうな勢いはある。だから戦略に関しては何も言わなかった。こいつなら「ほらな？」とか言って成功せせてしまいそうな気もする。
ただ、この友人が成功させられるのは１店舗でしょうね。完全に彼のマンパワーで、２店舗目とか出してしまうと、失敗しそう。まあ、もしも副業でラーメン店でも出すようなら、２店舗目で雇ってもらおうかな・・・
