飲食店経営のメモ

飲食店で起こることをメモ書き

こんな質問はバカな質問なのでやめたほうがいい。

飲食店での話に限りますが、こんな質問はバカだなと思われるのでやめたほうがいい質問を、いくつか紹介します。

なかには、何度も何度も聞かれてうんざりするものがいくつかあります。

もちろん、聞き方によっては正しい質問になる場合もありますが、大半がバカな質問だなと思ってしまいます。

こんな質問はバカな質問なのでやめたほうがいい。

まずは量に関する質問です。例えばですが、シェアする前提で、これだけ頼んで多いですか、少ないですか、なら個人差はあるものの、一般的には十分な量ですとか、足りなければ追加でご注文を伺いますね、と返事することができます。ところが、端的に「このポテトはどれくらいの量ですか」という質問に対して、量なのでグラム数で答えても、言われたほうはピンと来ないようです。「このポテトはどれくらいの量ですか?」「90グラムです」「それはどれくらいの量ですか?」なんて会話になることが多々あり、困ったのでマクドナルドのSサイズくらいですという答えにたどり着いたのですが、マクドナルドに行かない人もいるので、そういうときは答えに困ります。最終的には、手で、これくらいですってジェスチャーするのですが、やってるほうがバカっぽいです。そして、一人で食べるには多いですか、少ないですか、足りますかは個人差があるので解りません。冷たいですよね、こんなこと言う人w

次に味を聞かれることがあります。たとえることができる味の場合は「~のような味です」とか「~の風味です」と答えることができるのですが、オリジナルのドリンクなんかはソムリエじゃないんですから「ほのかなカシスのような」とか「フルーティーな花のような」とか例えられません。例えばコーラはどんな味ですかって聞かれて、なんて説明すればいいのか困るような感じです。まあ、僕のボキャブラリーが貧相なせいもあるかもしれませんが、どんな味ですかって聞くのは間抜けな気がします。ましてや高級店ならいざしらず、普通の店ならスマホ出して、どんな料理かググるくらい手間でもなんでもない気がします。そこでグーグル様も知らないような、特殊な料理やドリンクなら、どんな味とまではいわないものの、辛いですかとか、甘いですかと聞けばいいのではないかと思います。どんな味ですかって・・・

最後に辛さを聞いてくるお客様、大変困ります。量と同じく、個人差があり過ぎて、どれくらい辛いですかと聞かれると困ります。一応、辛くても大丈夫という人にしか出さないメニューも、確認のために辛いですけどいいですかと聞きます。みなさん大丈夫ですといわれますが、食後の感想はまちまちで、やっぱり辛かったとか、全然大丈夫でしたとか、やはり個人差があることを実感します、なので、食べる前に「どれくらいの辛さですか」って聞くのは、なんだか変な気がします。ココ壱番屋の3辛くらいですって言えばわかる人もいるかもしれませんが、ココイチ行かない人もいますもんね。そういうわけで、聞くなら、辛いの苦手ですが食べられますかとかがいいと思います。

番外編で「私のこと、どれくらい好き?」って聞く人、バカっぽいのでやめたほうがいいです。好きはグラムや量ではないので、はかれませんので聞くのは間抜けです、やめましょうw