世の中には嘘ではないけど、勘違いさせる意図があからさまにあって、感じ悪い広告とか戦略がありますよね。大半の人は騙されるのかもしれないですけど、一部の人には、あきらかに気分を悪くさせるようなものもあります。たとえば花粉を水に変えるマスクとか、結構ざわざわしてますね。テレビでやってるから間違いないって思いますよね。そんな感じで、ビールにも勘違いさせる目的で意図的にやってる戦略があって、第三のビールと新ジャンルと呼ばれている(ここではビールと呼びます)ビールで、ひとつ確認しておきたいことがあります。
麦芽100%と麦100%は全く別物なので!!
コマーシャルでも麦100%の飲みごたえ!とか言うてますけど、これが意図的に消費者をだましているように感じてしまうんですよね。ビールといえば、コクとか苦みが特徴で、新ジャンルといえば、スッキリ感や値ごろ感が特徴だと思うのですが、ビールにこだわりのある消費者にも新ジャンルを試してほしいという意図でしょうか、麦100%をやたら強調しますよね。ビールは麦100%じゃなくて、麦芽100%ですからね。ビールは麦芽を3分の2以上使うことが条件で、新ジャンルはそれ以下の使用料で作った発泡酒に麦焼酎混ぜて作ったリキュールです。もちろん、味は違いますが、十分美味しいですし、糖質オフなどが出来るので、ぼくも普段から飲んでます。ただ、話は麦芽と麦をごっちゃにして、消費者を騙すとまでは言いませんが、勘違いさせる意図があったのではないかと思います。まあ、べつに誰かが損するわけではないので、べつにいいんですけどね。なんとなく、気になったので書いてみました。
ちなみに、麦芽100%のビールは、エビスビール、プレミアムモルツ、一番搾りです。麦100%の新ジャンルはアサヒ極上などがあります。すっきりしていておいしいと思います。