飲食店経営のメモ

飲食店で起こることをメモ書き

どうしていつまでたっても飲酒運転がなくならないのか?

飲酒運転の厳罰化が始まってから随分と経ちますが、いまだに飲酒運転で捕まる人がたくさんいます。公務員などが捕まった場合はニュースにもなるので、かなりの抑止力になっているはずなのに、それでも一向になくなりませんね。減ってはいるのでしょうけど、飲酒運転はゼロにできるはずなのでゼロにして欲しいですね。では、どうしていつまでたっても飲酒運転をする人はいなくならないのでしょうか?

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そもそもお酒は脳の機能を低下させることがわかっているので、一つはそれが影響しそうですね。お酒を飲む、判断力が低下する、運転しても自分は大丈夫とか意味のない判断をしてしまう。これはあると思う。

つぎに高齢者や若者の飲酒運転をする場合、根拠のない自信があると思う。自分はお酒を飲んでも事故を起こさない自信があるから大乗とかいう全くの根拠のない自信。事故は自分が起こすだけではなく、巻き込まれることもあるということを分かっていない。そして、そんな自信家ほど事故を起こした時に実際に飲んだ量より過少申告したりするんでしょうね。万が一でも人の命を奪ってしまうかもしれないという事実をまったく直視できていなパターンですね。

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あと多いと思うのは、勝手なセルフジャッジ。お昼に缶ビールを飲んで、もうアルコールは覚めただろうと思って運転したりするケース。これも自信過剰な人は、結構な量のアルコールを摂取したにも関わらず、短時間にもかかわらず寝たとか、3時間たったからとか4時間たったからとか言い訳して運転するケースは非常に多いと思う。だいたい公務員が捕まった時の言い訳はこれが多いですね。最近あったのは町長がチューハイを「薄めたので大丈夫だと思った」って。いくら薄めても何倍も飲めば酔うことはわかりそうですが・・・

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重大な事故にもつながることが多い飲酒運転。飲食店側としても防止策に協力しているつもりですが、いくら頑張っても、これは飲む人の資質の問題なので、どうしても防げない。十分に重いと思われるかもしれないけれど、いま以上に法律で飲酒運転を厳罰化しても良いと思います。