飲食店経営のメモ

飲食店で起こることをメモ書き

コロナの影響で売上が8割減ったお店がした5つのこと

コロナの影響が出ていない飲食店なんて、日本中探しても見当たりませんよね。うちのお店では3月の頭から影響が出始め、20日からの3連休で、少しもち直すのかと思ったら、4月に入って5日間で1組しか来店がなく、しばらくはお店を締めて、出前のみの営業にすることにしました。そのときにやった5つの行動を順番に説明します。

コロナの影響で売上が8割減ったお店がした5つのこと

まずは今回、幸いにも、私のお店は1人で営業しており、従業員を雇っていないということで、他の飲食店の経営者に比べると、悩みが一つ少なくてすみました。そして、最大の幸運は、大家さんが家賃をしばらくストップしてくれるというのです。日本中の飲食店の経営者が、従業員さんのお給料や雇用の維持、家賃に悩まれている中で、今後も継続して営業していけそうな望みが出来ました。そして早急に行ったのは

1 おしぼりのストップ

お店をしばらく締めるのあたり、固定費をまずは見直しました。お世話になっているので、おしぼりやさんにも頑張って欲しいですが、事情を説明し、しばらく止めてもらうことにしました。締日の関係で、今月分は請求されるそうですが、出費を抑えることにしました。

2 広告のストップ

こちらも固定費の見直しになりますが、ヒトサラというグルメサイトへの広告をストップしました。休店ということで、再開時には再度掲載できるようです。

3 ウーバーイーツのメニュー見直し

以前登録したウーバーイーツのメニューを食品ロスが少なくなるように見直しました。ドリンクメニューも追加しました。

www.insyokutenmemo.com

4 食材の破棄

賞味期限のある食材を、未開封のものは知り合いに譲り、食べきれない分は破棄しました。工夫して使い切れなかったもの、おもに開封済みのジュース類です。

5 政策金融公庫への借入申込

お店を今後も継続すると決めたので、運転資金の借り入れを申し込みました。以前、利用したことがあったので、躊躇することなく申し込みをしました。ネット上では、来店無しで郵送のみのやり取りで2週間程度で融資してもらえたそうです。借り入れ申込書を速達で郵送しましたが、3日経過現在、連絡はありません。相当、申込みが混み合っていることが予想されます。

日本政策金融公庫

今できることは、出費を減らし、事業継続に向けて耐え忍ぶことくらいしか出来ないんです。そうした中で、思い悩み苦しんでいる人がいることは確実に想像できます。一刻も早く収まってほしいですが、収まったところで、すぐに客足が戻るような気は全くしないですね。悩んでも仕方ないですが、悩んでしまいますね。

追記

国税庁が期間限定で酒類のテイクアウト、デリバリーを認めてくれるようになりました。

料飲店等期限付酒類小売業免許の申請様式及び記載例|国税庁

申込書を記入して、最寄りの税務署に郵送するだけで、6ヶ月の期限付きで許可が取れます。すぐに郵送しました。

政策金融公庫からは10日ほど経ちましたが連絡がありません。おそらく申し込みが殺到しているようです。電話をかけて確認するのも業務の進行の邪魔になるだけでしょうからしていませんが、どうなっているのかは気になります。