飲食店経営のメモ

飲食店で起こることをメモ書き

飲食店は味よりも経験が大切になっていくのかな。

美味しいのは当たり前で、味も飽きられないように進化させるべきというラーメン店のオーナーの話を聞いたことがあります。

有名なラーメン店の話なのですが、いつも味を変えて言っていると。気が付いている人もいれば、気がつかない人もいそうです。

味が変わったと足が遠のく人もいれば、いつ来ても美味しいとファンになる人もいるかもしれません。味だけで集客できるほど甘い世界ではないですね。

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味は変えずにお店だけを変えるという手法もありますね。出しているメニューはほとんど同じで、店のコンセプトを変えるという方法です。忍者屋敷風に居酒屋を改装して、店員は忍者に扮装したり、飽きられてきたらドラキュラ屋敷に改装して店員がドラキュラに扮装するというお店が流行ったりしましたね。

なかなか何度もお店に来店してもらうというのは難しいもので、美味しいだけだと忘れてしまわれることがよくあります。そのためにダイレクトメールやメルマガ、SNSを利用している繁盛店も多いですね。

それでもやっぱり新規のお客様やリピーターに何度も来てもらうらうには、美味しかったと楽しかったが必要です。楽しかった思い出は、また行ってみたいに直結します。店員さんと仲良くなって、また逢いたいとかでもいいのです。その店員さんが辞めてしまうと、お店の売上が減るくらいのカリスマ店員も実際にいます。そういう人を雇えなくても、自分が仲良くなる努力をしたり、アルバイトのコミュニケーション能力を高くする研修なども必要です。

 

今年はアベノミクスの好景気が続く中、失速してしまうのではないかという懸念も出てきそうです。味だけではなく、そういった楽しかった経験をお店の武器にできるように頑張りたいですね。