またしてもアメリカで銃乱射事件がおきました。これまで何度も起きていますが、銃を規制しようという話にはなりません。銃産業が巨大すぎる、銃が流通しすぎている、憲法で武装することが認められているなど、様々な理由がありますが、規制したほうがいいと思っている人のほうが多いことでしょう。
タバコも同じですね。受動喫煙で年間１万５千人が死んでいるという厚生労働省からの正式な発表があっても、JTは反論し、国が発表しているのに認めない姿勢。銃で人が殺されても規制しないアメリカ、タバコで年間１万５千人が死んでいるのに認めないJT、どっちも怖い。
東京都が条例で子供の受動喫煙を防ぐように、努力義務を課すことになりました。自宅、車などで子供がいれば禁煙とする。素晴らしい。でも努力義務って。オーストラリアなどでは車内で子供がいるのにタバコを吸うと逮捕されるのに、東京では努力義務どまり。子供がいるのにタバコ吸う人は、こんな条例守らないでしょうね。
子どもいる自宅禁煙「都民の責務」 都議会が条例可決 （朝日新聞デジタル） - Yahoo!ニュース
法律を決めるのは政治家で、その政治家を選挙で当選させるは国民。銃が規制される世の中がいいなら、そういった政治家に投票すればいいし、タバコが嫌ならタバコを吸う政治家には投票しなければいい。でもそれがうまくいかないのはなんでなんでしょうね・・・
私のお店は完全禁煙なので、法律で全部の店が禁煙になれば、優位性が一つなくなってしまうので残念ですが、そういう方向に向かったほうがいいとは思います。タバコを吸わない人のほうが吸う人より圧倒的に多いのに、なぜか吸わない人がタバコの害を我慢するという変な構図を改めてほしいですね。
