飲食店経営のメモ

飲食店で起こることをメモ書き

お客様を怒らせてしまった。怒りのコントロール、アンガーマネジメント

貸切予約のキャンセルの連絡がきたので、キャンセル料金の説明をしていたら、聞いていた話と違うともめました。あきらかにお客様の勘違いなのですが、予約グループの数人から連絡が来て、いろいろとウソをついているように感じたので、お客様の矛盾点を指摘すると、キレました。そして僕もキレました。どちらかが逆切れですが、相手はウソはついていないともちろん言うし、こちらは明らかな証拠を突き付けて矛盾点を突き詰める、相手怒るのループ。無駄な時間でした。

怒っても得することは何もないと、これまでの経験からもよくわかっているのですが、今回も怒ってしまいました。キャンセル料金を支払わないという人からはキャンセル料金を取れないことなんてわかりきっているのにね。

では、怒らない、または怒りをコントロールするには、どうすればいいのでしょうか?アンガーマネジメントから学ぼうと思います。

怒りのパターンを知ることで、その対処方法を学び、怒りをコントロールできる人になりたいです。

モラルを人に押し付けるタイプ

①公明正大タイプ 正しさや自分の信念を大切にし、目標に突き進む人。

「電車で騒いでる人を見るとイライラする」「会議に遅刻してくる後輩に腹が立つ」など、マナー違反や、規則にルーズな人やコトを見ると怒りが湧いてくるタイプ。正義感が強く使命感に燃えているため、他人のことに口出しをして人間関係をぎくしゃくさせてしまうことも。“勝ち負け”で物事を捉えがちなところもあり。

【怒り診断】でイライラをコントロール! 話題の「アンガーマネジメント」って何? ( page 4 ) | VOGUE JAPANより

今回の件では、お客様のウソ、矛盾を突き付けて、論破しようとしていまったところがあります。こういう場合は見て見ぬふり、わざわざ自分から監視の目を向けない、などの対処法が有効とか。もめてもいいことないんで、キャンセル料金を支払わないというお客には諦めが肝心。いつまでもこだわらないようにすること。

自分の価値観を押し付けるタイプ

②博学多才タイプ 向上心が強く、物事をきちんとやり遂げる人。

完璧主義、かつ向上心があり自分を高めるのに意欲的なのがこのタイプ。「自分にも他人にも厳しくあるべき」と考えがちで完璧を求めるあまり、白黒をはっきりつけたがり、グレーゾーンがないので、優柔不断だったり適当な人が許せません。また、自分の価値観に合わない人にストレスを感じやすいので、派閥を好むところも。 

こちらも今回の件では、相手がキャンセル料金を支払うべきと柔軟な対応が出来ませんでした。日程変更を含めてキャンセル料金がかかると説明していただけに、相手の対応がどうしても許せなかったことが原因。自分とは価値観が合わない人に、飲食店の予約ごときでホームページの約款うんぬん、契約うんぬん言ったところで無駄なことを肝に銘じる方が良い。ダメなものはダメ。対処法はおおらかな心で相手を受け入れることだそうです。めっちゃむずい。でも頑張ってやってみたい。

キレる高齢者にありがちな上から目線パターン

③威風堂々タイプ 自分に自信があり、リーダー的存在として周囲を引っ張る人。

自分に自信があり、プライドが高く、常に“勝者の視点”で人や物事を見る傾向がある人。そのため、物事が思う通りに進まなかったり、欲しいモノが手に入らないことがストレスになりイライラの原因に。また、批判に弱く、周囲から大切に扱ってもらえないとひどく傷つき、怒りに転換してしまうことも。自分の評判をインターネットなどで検索してしまうのもこのタイプの特徴。 

今回の場合、論理的に相手のウソを見破ってしまい、相手の逃げ道を奪ってしまったことが、おたがい嫌な思いをした原因です。我に正義ありとばかりに相手を追い詰めてしまったのは客商売をするものとしてはダメよね。ただ、僕はお客様とも対等だと思っているので、間違っていることは間違っていると言いたい。その結果、好き嫌いが出るお店になっても仕方ない。みんなが好きとかありえないしね。このタイプの怒りにはプライドを捨てて謙虚な心で何を言われても、そういう人もいる、そういう意見もあると受け止めることだそうです。めっちゃムズイ。でも今回のことで大切なことだと思った。

他人にやたら厳しい人パターン

④外柔内剛タイプ 穏やかそうに見えて、確固たる強い芯を持っている人。

一見温厚そうだけど、実は頑固者。一度決めたことは譲らないところがあり、自分のルールや信念に反することが起きると怒りを感じてしまう傾向。思い込みが激しく、邪推をしてイライラしたり、あれこれ考えすぎて不安になりやすいところも。「万が一」のためを考えて、荷物が増えてしまうのもこのタイプの特徴。 

今回の件ではこれが一番あてはまるかも。相手のウソを見抜いたと何度も書いてるけど、思い込みかも知れないからね。もし、うそじゃなかったら、すごい確率の出来事なんですけど、それを相手に伝えてしまったところは人間として失格。きっと夫婦とか友達とかでも破たんするね。一言多いやつに多いパターン。性格的にもこれがはまる。対処法は

まずは、自分が作ったルールに執着しないこと。「こういうやり方もある」とゆるく考えてみて。また、楽しいことを率先して見つけることもストレス対策におすすめ。被害妄想に走りがちなので“思い込み”と“事実”を分けることもお忘れなく。

なるほど。たしかに被害妄想ははげしいかも。ゆるくね。頑張ってみる。

人の悪口ばっかり言っちゃってるタイプ

⑤用心堅固タイプ じっくり考えることを好み、冷静に物事を進行する人。

人や物事に対して慎重でテリトリー意識が高く、距離を置いて人と付き合おうとするタイプ。人を信じることができず、良い人間関係を築くことが苦手。他人に勝手にレッテルを貼ってしまうので、誤解をうむことも。人に対してひがみや妬みをもつ傾向があり、それが怒りに変わることもあり。

こういう人は自分に厳しいのかもしれないですね。兄弟とかだと分かりやすいかも。弟は要領がいいのに自分は怒られてばかりでストレスがたまるとか、妹は誰とでも仲良くなれるのに、自分はすぐにはなじめなくてうらやましく思うとか。対処法は、小さいことで人に甘えることなんですって。自分で何でもやるよりも、人に頼ったほうが頼られた人も喜ぶかもよ的な話でしょうか?自分は結構、ひとに頼るほうなので頼り過ぎないようにしないとな。

おしゃべりクソ野郎タイプ

⑥天真爛漫タイプ 好奇心旺盛で、自分の思いや主張を素直に表現する人。

自分の思いや考えをストレートに表現でき、統率力があるタイプ。しかし、「言いたいことは言うべき」「思った通りに行動すべき」と思っているので、自分の意見が通らなかったり、自由に行動できないとストレスを感じてしまいがち。その場の雰囲気を察しないためにワガママで強引と思われてしまうことがあるかも。また、後先考えずに行動を起こして、トラブルメーカーとなりやすい傾向。

これも自分には当てはまる。余計なことを言ってしまう。黙っとけばいいのにねって。対処法は、まさしく黙ってること。慎重に考えてからしゃべるようにしましょうって、わかってても難しいですね。でもやってみよう。

まとめ

完全に僕はおこりんぼうさんみたいです。心が狭くて器が小さいのです。でも改善しようと思うので、怒らないように、器のデカい人間になりたいです。がんばります。予約キャンセルされても怒らないように、キャンセルされたとき用のいい案かんがえます。